アルカドッグトレーニングでは、犬の行動学に基づいた陽性強化法にて、個人レッスン、グループレッスン、リズムにあわせるドッグダンス、簡単なアジリティ(障害物競争)や優良家庭犬認定のためのレッスン、アニマルセラピーといわれている動物介在活動のためのハンドリングなど、飼い主と犬が人間社会進出(ドックカフェや犬連れお泊り)するお手伝いをしています。
動物病院では、病院へ慣れる幼犬の社会化をメインにしたクラス、問題行動のカウンセリングをおこなっています。動物病院スタッフ向け講習やしつけ方指導、動物介在教育(犬とのふれあい方教室:咬傷事故予防プログラム)などの企画もおこないます。
飼い主と犬にとって、トレーニングが楽しい時間であるように、トレーニングの時間が待ち遠しくなるようなレッスンを心がけてます。確かに問題行動を持っていると感じている飼い主さんにとっては最初の何回かはちょっと辛いレッスンと思われることでしょう。でも、ここで、踏ん張ってレッスンを続けていくことによって、あなたと犬は最高のパートナーとなれることでしょう。飼い主と一緒にいることが何より大好きな犬になるのです。
アルカドッグトレーニングのレッスンでは、まず飼い主が犬を褒めることを練習します。動機付け(モチベーション)としておやつやフード、おもちゃやボールを使います。たいていの犬は おやつが食べたくて、あるいはおもちゃで遊びたくて、お座りしたり伏せしたりするわけです。しかし、中には興奮や緊張のあまり、大好きなおやつを食べることすら出来ない犬もいます。いつもはおもちゃをくわえて放さない犬が(おもちゃに)見向きもしないこともあります。そういった犬には、まず、レッスンという環境に慣れることから始めます。おもちゃやボールで遊びたくて仕方のない犬に「どうしたら飼い主さんが遊んでくれるか?」をおやつが食べたくて仕方のない犬に「どうしたらおやつが貰えるか?」を学習させます。犬に直接触れるボディコントロールや犬が嫌だと感じるようなレッスン方法ではありません。また、おやつやボールなどを持たないと動かない犬にならないよう、飼い主には「おやつなどの引き上げ」を考慮してレッスンを行っています。